減量用プロテインと体を大きくするプロテインの違いとは?【更新版】




以前ご紹介した減量用と普通のプロテインの違いは体づくりにどう影響するか?の記事のアップグレード版の記事になります。実はかなりの頻度でプロテインを買いにご来店頂く方から「ボディービルダーみたいにはなりたくないけど、今より筋肉を大きくするプロテインはどれか?」「カラダを絞りたいので痩せる為のプロテインが欲しい」というご相談をよくお受けします。

確かに、初めてプロテインを飲む方が店頭に並ぶたくさんのプロテインの中から、目的に合った物を探す事はとても大変だと思います。そもそも、野球選手が飲んでいるプロテイン、ボディービルダーが飲んでいるプロテイン、マラソン選手が飲んでいるプロテイン、ダイエット用のプロテインは違うのでしょうか?ダイエット用のプロテインを飲めば本当に痩せるのでしょうか?以前お話した「減量用と普通のプロテインの違いは体づくりにどう影響するか?」を今回の記事でさらに詳しく解説していきます。

 

目次

■大きな筋肉と引き締まった筋肉

「ボディービルダーの様に大きな筋肉」「格闘家の様な引き締まった筋肉」「マラソン選手の様な細い筋肉」同じ筋肉でも目的や競技によってそれぞれタイプが違います。では、希望のカラダをつくる為にプロテインを飲むとしたら、それぞれどんなプロテインを飲むべきなのでしょうか?競技によって飲むプロテインは違うのでしょうか?

基本的な事を言えば、飲むプロテインの種類によって「大きな筋肉」や「引き締まった筋肉」など、プロテインの種類で筋肉の質や大きさが変わる事はありません。ですから、ボディービルダーがダイエット用のプロテインを飲んでいたとしても、あの太くて大きな筋肉をつける事は何の問題も無く出来ます。

その理由は、「瞬発力のある筋肉」「持久力のある筋肉」「大きな筋肉」「引き締まった筋肉」など目的や競技によってどんなカラダにしたいかは、プロテインの種類ではなくトレーニングメニューで変わってきます。もし「大きな筋肉」や「パワーのある筋肉」が欲しければ、たとえ挙げられる回数は減っても数セットは高重量のウェイトを使ったトレーニングを行う必要があります。逆に「筋持久力」が必要な場合であればある程度の負荷で高回数行うウェイトトレーニングも取り入れるべきだと思います。

100kgを超える様な重い重量のベンチプレスを行うことは決して特別な事ではありません。毎日寝る前に、同じ速さや同じ回数で腕立て伏せをしていても、最初のうちは体型に変化こそ出てきますが、徐々に筋肉はその重さに慣れてしまい成長しなくなります。それは、筋肉にかかる負荷がいつも同じだからです。以前の「トレーニングの3原理と5原則」でもお話しした通り、筋肉を目標に向い成長させたいのなら一定期間ごとに負荷を見直す事が必要です。一定期間ごと徐々に負荷を上げてトレーニングしていれば誰でも100kgのベンチプレスを持ち挙げる事は可能です。

しかし、ベンチプレスで100kg挙げる事が出来る人が腕立て伏せ100回出来るかといえばそんな事はありません。逆に毎日腕立て伏せだけ100回やっている人が100kgのベンチプレスを挙げられるかといえば無理だと思います。この様に筋肉はそのトレーニング次第でどんな風にも変化をします。もし、目標の体型にならないのがプロテインのせいではないかと思っているのなら、まずはトレーニングメニューを見直してみましょう!

 

■減量用プロテインとは?

 

例えば、筋肉の塊の様なラグビー選手が飲んでいる【ホエイプロテイン】と、減量したい人向けに開発された「ウェイトダウンプロテイン」等という商品名で販売している【減量用プロテイン】は何が違うのでしょう?

ケンタイ:100%CFDホエイプロテインプラチナ スーパーマッスル プレーンタイプ 800g

ケンタイ:ウエイトダウン SOYプロテイン バナナ風味

まず、一番大きな違いは原材料です。ホエイプロテインが牛乳から抽出された動物性のプロテインに対して、減量用のプロテインに多く使用されている原材料は主に大豆から抽出された植物性のたんぱく質です。では、なぜ減量用のプロテインは大豆を使った物が多いのでしょう?

●理由①

以前、「プロテイン選びの基本と種類」でもお話ししましたが、大豆のプロテインの特徴として代謝を上げカラダを引き締める効果が期待できるほか、抗酸化作用やコレステロール値を下げホルモンバランスを整えるなど、健康的でヘルシーな付加価値が多いことからダイエット用のプロテインとして使われている事が多い様です。

もちろん、たんぱく質の補給という意味ではホエイプロテインと同様しっかり摂ることが出来るので、トレーニング後のタンパク質補給としてボディービルダーの様な大きな筋肉が欲しいという方が使っても何の問題もありません。

但し、吸収の速さや、より筋肉づくりに有効なアミノ酸を多く含むという点では、ホエイプロテインの方が優れているので、筋力アップの目的が主の方は【ホエイプロテイン】をおすすめします。

●理由②

スポーツ店で売られている減量用プロテインには、食欲や体脂肪の蓄積を抑えたりする成分や、血糖値の上昇を抑える「食物繊維」などを配合するなど減量に有効な成分をプラスしている商品も多く、そのため食事の30分ほど前に飲む事で満腹感を得ることが出来るので、食事自体の量を減らすことが出来たり、食事による急激な血糖値の上昇を抑えることで脂肪の蓄積を緩和することを狙った商品も販売されています。

その為、減量用プロテインを飲むタイミングは【運動後】に加え【食事の前】に飲む事をおすすめしています。やはり、ダイエットには運動プラス食事の管理も重要です。減量時の食事は【高たんぱく低脂肪&低糖質】が有効です。しかし、食事の量を減らしたとしても、筋肉を維持するためのたんぱく質は減らしてはいけません。むしろタンパク質はいつも以上にしっかり補給して、筋肉が落ちてしまうのを防がなければなりません。

食事を減らす事により筋肉の材料であるタンパク質の摂取量が減ってしまえば今付いている筋肉も徐々に細く少なくなってきます。当然の事ですが、筋肉量が減る事で一日に消費する基礎代謝量も減ってしまいます。そして、基礎代謝量が減れば太りやすい体質になってしまうという悪循環に繋がります。これを防ぐ為にもプロテインを飲んで、不足しがちなタンパク質をしっかりと補ってやる事がとても重要なのです。また、大豆プロテインはホエイプロテインに比べ、消化、吸収がゆっくりで腹持ちがよく空腹感を紛らわしやすいといったメリットもあります。

ダイエットしたい人には良い事尽くめの大豆プロテインですが、いくつかの難点もあります。それは、ホエイプロテインに比べ溶けにくく、粉っぽく飲みにくい事です。それでもひと昔前の大豆プロテインに比べたら、かなり改良され味もグーンと良くなりましたが、やはりホエイプロテインと比べてしまうと・・・しかし、これで減量できるなら多少の飲みにくくても我慢!我慢!・・・と思えばきっと頑張れますよね!

■減量時にホエイプロテインじゃダメなの?

ケンタイ:BIG100%ホエイプロテイン プレーンタイプ 3kg

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例えば、
Q・体重別の階級がある競技の減量の時にも、普段使っていたホエイプロテインより、減量用のプロテインを使った方がいいのでしょうか?

A・答えは、いつも使っているホエイプロテインでも特に問題ありません。

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減量時にプロテインを飲む一番の理由は、先程もお話しした通り、不足しがちなタンパク質の補給です。どんなに練習やトレーニングを積んでも、タンパク質が不足していたのでは筋肉は思うように成長しません。ましてや食事制限などの減量をしている期間はタンパク質が不足しがちになるので、プロテインを使ってしっかりと補いましょう。

 

ホエイプロテインには筋肉づくりに欠かせないアミノ酸であるBCAAが大豆プロテインよりも豊富に含まれているので筋合成に優れています。筋肉の大きさは維持したまま絞りたいという方には人気があります。また、ホエイプロテインは飲みやすく美味しいのはもちろん、デザート系からフルーツ系などバラエティーに富んだフレーバーが色々あるので、甘いものを我慢している減量期のデザート替わりとしても気晴らしになります。また、味や溶けやすさも大豆プロテインに比べはるかに良いので、ストレスなく飲み続ける事が出来ます。

 

減量用のプロテインでお話しした、減量に有効な成分こそ入ってはいませんが、その付加価値が必要なくタンパク質の補給が優先で良いのであれば、お手持ちのホエイプロテインでも減量は可能なのです。

 

■まとめ

減量用のプロテインも、筋力アップのプロテインも、タンパク質を補給するという部分では大きな違いはありません。しかし、減量用のプロテインにはカラダを引き締める効果の高い大豆たんぱくを使用したものが多く、さらに減量に有効な成分がプラスしているので、主に食前(食事の30分ぐらい前)に使用することによる効果も高くなっています。

ダイエットをする際に一番重要なのは、たとえ食事を減らしてもタンパク質は毎日しっかり補給する事。そのためにもプロテインはあなたのダイエットを成功させる鍵になるのかもしれません。

ザバス:ウエイトダウン ヨーグルト 1050g


DNS:プロテインホエイ100 チョコレート風味 1000g


スポーツマリオをはじめスポーツマリオラン&フィットネスにはサプリメント・プロテインに詳しいスタッフが在籍しております。プロテイン選びなどでお困りのことがあればご来店時やコメント欄もしくはメールにてお気軽にご質問ください。

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臼井

臼井

スポーツ専門学校在籍中に、㈱ゴールドウィン・スポーツサポートのクロストレーナー養成機関に参加しその後入社。スポーツクラブやスポーツ施設、ホテルなどでトレーニング、エアロビクス、アクアエクササイズ、スイミングの指導を行い、現在はフィットネスアドバイザーとしてトレーニングやエクササイズ、栄養学、サービスなどの指導、教育を行う。 ■フィットネストレーナー ■JNF公認サプリメントアドバイザー ■米国ISNF公認サプリメントアドバイザー ■(社)全日本ノルディックウォーク連盟  ノルディックウォーク公認指導員






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臼井

スポーツ専門学校在籍中に、㈱ゴールドウィン・スポーツサポートのクロストレーナー養成機関に参加しその後入社。スポーツクラブやスポーツ施設、ホテルなどでトレーニング、エアロビクス、アクアエクササイズ、スイミングの指導を行い、現在はフィットネスアドバイザーとしてトレーニングやエクササイズ、栄養学、サービスなどの指導、教育を行う。 ■フィットネストレーナー ■JNF公認サプリメントアドバイザー ■米国ISNF公認サプリメントアドバイザー ■(社)全日本ノルディックウォーク連盟  ノルディックウォーク公認指導員