カリスマモデルはプロテインを飲んでいる。ダイエットのための食事制限をするべきでない理由




プロテインと聞くと、ゴリゴリのボディービルダーや、本格的にスポーツをする男の人が飲むものだと思っていませんか?確かにひと昔前は【プロテイン=男性】のイメージが強かったと思いますが、最近は女性でもプロテインを飲む人が急増しています。しかもカリスマモデルをはじめ、スタイルが良く綺麗な女性ほどプロテインを飲んでいる確率が高い様です。では、なぜアスリートでもないカリスマモデルでもプロテインを飲んでいるのでしょうか?プロテインを飲む事で女性に嬉しい効果とはいったい何なのか、今日はお話ししたいと思います。もちろん普段運動をしていない男性をはじめ、健康的な毎日を過ごしたいと思っている方も必見です!

 

目次

■ダイエットの基本とは?

 

多くの方がダイエットしようと決めて最初に思い浮かぶのが【食事制限】ではないでしょうか?いま流行りの【炭水化物(糖質)抜きダイエット】や【カロリー制限ダイエット】など、食事に関してのダイエット方法をネットで検索すれば山のようにヒットするはずです。以前もお話をしましたが、ダイエットは【摂取カロリー<消費カロリー】で成立する訳ですから、摂取カロリーを減らす事はダイエットの基本といえます。しかしココに大きな落とし穴があるのです。

食事の際、単純にカロリーや炭水化物を抑えれば確かに体重は落ちていきます。とにかく体重を減らしたいのであれば、この方法も有りだと思いますが、この方法はリバウンドをしやすいダイエットと言えるでしょ。せっかくダイエットをするなら綺麗でなおかつリバウンドしない方がいいと思いませんか?

では、食事制限で気をつけなければいけない点は何でしょう?

 

■間違った食事制限をしていませんか?

 

まず、食事制限で重要なのがたんぱく質、つまりプロテインです。プロテインと聞くとエッー!と思うかもしれませんが、たんぱく質を英語で言うとプロテインなので特に驚くことではありません。人間のカラダは20種類のアミノ酸で作られていて、そのアミノ酸の基になるのがたんぱく質なのです。食事から摂ったたんぱく質は胃で消化され、最終的にアミノ酸となって腸から吸収されていきます。やがて20種類のアミノ酸は様々な組み合わせにより、筋肉はもちろん肌や髪や爪、臓器、血液などに生まれ変わっていきます。つまり、たんぱく質は筋肉だけではなく、カラダを構成する様々な場所で必要不可欠な栄養素という事になります。

 

しかし、食事制限などのダイエットでカロリーを気にするあまり、カラダにとって必要不可欠なたんぱく質までバッサリとカットしてしまうと、様々なパーツの材料となるアミノ酸が不足してしまい「肌や爪はボロボロ」「髪はパサパサ」「貧血気味で顔色が悪い」など見た目にも悪影響が出てきます。もちろん、筋肉を維持するためのたんぱく質が体内に入って来ないわけですから、筋肉は徐々に分解され細くなっていきます。筋肉が分解され細くなれば当然の事ながら、筋肉でのエネルギー代謝量が落ちてきます。人間のカラダで一番カロリーを消費してくれる場所は筋肉ですから、その筋肉が減ってしまえば消費されるカロリーも少なくなるので、結果として太りやすい体質になるというわけです。

 

■プロテインの重要性

 

なぜボディービルダーやアスリートの多くはプロテインを飲んでいるのでしょうか?

健康な毎日を過ごす為には、特に運動をしていない人でも、1日あたり体重1kgに対し約0.9gのたんぱく質が必要と言われています。ですから、体重50kgであれば【50kg×0.9g=45g】ということになります。もしも定期的に運動をしている方ならさらに必要になります。

 

●たんぱく質の摂取参考量(体重1Kgあたり)

・特に運動をしていない方なら、体重1kgにたいして0.9gが推奨量

・定期的にランニングしている人なら、体重1kgにたいして1.2~1.7g

・ジムでマシーンやダンベル、バーベルなどを使ってトレーニングをしている人なら1.8~2.0g

 

もちろん、誰もが思うようにたんぱく質は通常の食事から摂るのが一番の理想です。しかし、一日に大量のたんぱく質が必要な人の場合、肉や魚、大豆食品などたくさん食べなければなりません。例えば、牛のサーロインステーキ200gで33gのたんぱく質が摂れますが、1日に120gのたんぱく質が必要な人だと牛のサーロインステーキを800g食べなければクリア出来ません。800gのステーキといえば、ボリュームはもちろんですが、同時に大量の脂肪やカロリーを摂取する事になります。これでは、いくらたんぱく質はしっかり摂れても本末転倒です。

 

●たんぱく質含量(100gあたり)

鶏むね肉(皮なし)・・・22.3g 豚ロース・・・19.3g 牛サーロイン・・・16.5g 卵(卵白)・・・11.3g

納豆・・・16.5g  豆腐(絹ごし)・・・5g おから・・・4.9g 豆乳・・・3.6g  牛乳・・・3g

 

そこで、牛乳や大豆から余分な脂肪や糖質を出来るだけカットし、たんぱく質を抽出したプロテインを上手に使えば、カロリー等を気にせず不足している栄養素を効率よく補う事ができます。

たとえ食事制限をしたとしても、プロテインドリンクを1日1~2回プラスすれば、不足しがちなたんぱく質を手軽に補う事ができますし、食事の30分ほど前にプロテインを飲めば自然と満腹感が出て無理なく食事を減らす事も出来ます。

牛乳や大豆から抽出した成分を使用しているプロテインは薬ではなく食品に分類されるので、お子様からご年配の方まで安心してお飲み頂ける栄養補助食品なのです。

栄養の基本は食事から、そして不足分は上手にプロテイン等を使い効率よく補給できれば、美しい肌や綺麗な髪、引き締まったカラダづくりが手軽に出来る事に繋がります。

スポーツマリオをはじめスポーツマリオラン&フィットネスにはサプリメント・プロテインに強いプロスタッフがいます!!
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臼井

臼井

スポーツ専門学校在籍中に、㈱ゴールドウィン・スポーツサポートのクロストレーナー養成機関に参加しその後入社。スポーツクラブやスポーツ施設、ホテルなどでトレーニング、エアロビクス、アクアエクササイズ、スイミングの指導を行い、現在はフィットネスアドバイザーとしてトレーニングやエクササイズ、栄養学、サービスなどの指導、教育を行う。 ■フィットネストレーナー ■JNF公認サプリメントアドバイザー ■米国ISNF公認サプリメントアドバイザー ■(社)全日本ノルディックウォーク連盟  ノルディックウォーク公認指導員






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臼井

スポーツ専門学校在籍中に、㈱ゴールドウィン・スポーツサポートのクロストレーナー養成機関に参加しその後入社。スポーツクラブやスポーツ施設、ホテルなどでトレーニング、エアロビクス、アクアエクササイズ、スイミングの指導を行い、現在はフィットネスアドバイザーとしてトレーニングやエクササイズ、栄養学、サービスなどの指導、教育を行う。 ■フィットネストレーナー ■JNF公認サプリメントアドバイザー ■米国ISNF公認サプリメントアドバイザー ■(社)全日本ノルディックウォーク連盟  ノルディックウォーク公認指導員